カローラのウィンカーランプをLEDにするにあたり、ハイフラ現象を
回避するためにウィンカーリレーを作りました。
まだウィンカーランプの代わりのLEDランプが無いので、普通のランプでも
動作するようにしました。
カローラについていたリレーは下のような物でした。
4つの端子がありますが、電源、負荷、アースの3種類です。
左側が電源、右側がアース、上と下が負荷につながります。
回路図です。
こちらのページ
を参考にしました。
PICのプログラムの動作概略です。
デバッグ用に電源投入時にピピッと鳴るようにしてあります。
この機能はまだそのまま残してあります。
初期設定が終わると、すぐにsleepに入ります。
ウィンカースイッチかハザードスイッチが入れられると
それを割り込み要因としてsleepから復帰し、
一定周期でFETのON/OFFします。
FETがONするときに、圧電ブザーをピッと短く鳴らしています。
OFFの期間が終わったときに、L端子の状態をチェックして
ウィンカースイッチかハザードが入っている状態であれば
FETのON/OFFを継続、入っていなければsleepに入ります。
ウィンカーリレーの消費電流を極力少なくして
エンジンをかけていないときにあまりバッテリーから電流を
流さないようにと思い、sleepを使っていました。
ところが、ウィンカーリレーコネクタのB端子は
キーをACC位置にするか、またはハザードスイッチをONにしたときだけ
バッテリーにつながるようです。
なので、エンジン停止時の心配はしなくて良いことになりました。
CC5X
用のCソースと、ビルド済みのHEXファイルです。
PICマイコン 12F675がターゲットです。
Cソースコード
HEXファイル
完成したウィンカーリレーです。
ケースは、100円ショップで売っているクリップのケースを使いました。
平型端子オスを車のウィンカーリレーコネクタに差し込めるようにしました。
ウィンカーリレーをカローラに取り付けたところです。
カローラのウィンカーリレーは運転席の右下にあります。
座席を後ろいっぱいに下げて、アクセルペダルあたりから上の方を懐中電灯で
照らしてみないと見えないところです。
カローラに取り付けました。
問題なく動いています。もう少しウィンカー点滅時のピッの音の時間を
短くしたほうが良いかもしれません。